お客様のお悩み① 

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本日から臨時休業に入らせていただきました。

直接お客様とお話しができない分こちらのブログで、今まであったご相談や、よくあるご質問について載せていきたいと思います。
  

今回は「トイレトレーニング」について書いていこうと思います。


「トイレトレーニング」はわんちゃんを飼ったらまず初めにされる方が多いと思います。

すぐにトイレに慣れてくれる子もいれば、飼い主さんの根気強さが必要な子もいるかと思います!



私も3頭わんちゃんを飼ってきましたが本当にそれぞれでした!失敗した経験もあるので、少し織り交ぜながら一般的なトレーニング法を紹介していきます。


まずはトイレトレーニングを行う前の心構えです。



・わんちゃんはトイレの場所は分かっていません。

ここでトイレをしてほしいというのは人間の都合なので飼い主さんが「習慣化」させない限りトイレの場所は覚えないです!

 

・トイレは落ち着ける場所に作りましょう。

わんちゃんは排泄の際、無防備になる為、落ち着ける場所にトイレスペースを用意してあげると覚えやすくなります!


・トイレを覚えるまでは目を離さないようにしましょう。

初めは可愛さのあまりついついハウスやケージから出して遊びたい気持ちや、早く家に慣れてほしいから、自由にさせてあげたい!という気持ちが出てしまうと思います。

しかし、その子がどういう行動をしたら排泄をする合図、タイミングなのか、まだわからないと思います。

そうすると、わんちゃんは不意打ちで排泄をします。その為、トイレを覚えるまではどこでも「トイレをして良い場所」となってしまうのです。

一度排泄した場所は、ニオイがついてしまう為、同じところで粗相を繰り返してしまいます。

そうならない為にトイレを覚えるまでわんちゃんをフリーにすることは我慢しましょう!



・必ず成功したら褒めましょう。

わんちゃんは飼い主さんに褒められることで喜びを感じます!

ご褒美をあげながら覚えてもらいましょう。ご褒美をあげるのにもタイミングが大切です。

わんちゃんが何に褒められているのか分からなかったり、私の犬の場合、ご褒美欲しさに何度もトイレをしようとする・・・ということが起こりました。


・怒らないようにしましょう。

失敗するとついつい怒ってしまったり、覚えさせるためにもきちんと怒ったほうがいいと思われる方も多いかと思います。

怒られると排泄した事自体に怒られたと思ってしまい、飼い主さんの見えない所で排泄をするようになることもあります。

少し厳しい言い方になってしまいますが、粗相は全て飼い主さんの責任です!トイレトレーニングでは失敗させないことが1番です。



ここからはトイレトレーニングの順番を紹介します!


①排泄のタイミングを知る

ハウスやケージの中に入れてわんちゃんの様子をよーく見ておきましょう。

わんちゃんにもよりますが、排泄のタイミングはご飯の後や、起床後、床のニオイを嗅ぎながらソワソワ、グルグルしたタイミングにする子が多いです。

子犬の行動パターンはだいたい決まっていたりします。おしっこする前の行動や時間帯などを把握してあげてください。


②トイレに移動させる

わんちゃんが排泄しそうだな?というタイミングでトイレに連れいていき、10分ほど様子を見ましょう。

排泄の際、「ワンツー!ワンツー!」や、「しっし」などと声かけをするのもサインとなります。声をかけるときは必ず同じ言葉でしてあげると覚えが早いです。

排泄したら → しっかり褒めましょう!

排泄しなかったら → そのままフリーにはせずハウスやケージに戻して、また排泄のタイミングをうかがいましょう!


③再度わんちゃんの様子を見る

排泄をしたご褒美として遊びながら様子をみましょう!

しかし、わんちゃんによって次の排泄までの時間は異なり、子犬だと短時間でまた排泄することが多い為、

最初は1時間くらいでハウスやケージに戻して寝かせてあげたり、排泄のタイミングの様子を見ると良いですね。


④自分からトイレへ行かせる

ある程度トイレトレーニングが出来てきたら、わんちゃんが自分から「排泄の時はトイレに行く」ということを覚えさせましょう。

これを繰り返しすことでトイレの習慣が身に付きます。

自発的にトイレに行くようにする為に、フリーにしている状態で、排泄の時の声かけをしながらトイレに連れて行ったり、おやつで誘導してみましょう。

ここまでがトイレトレーニングの手順です!

早く覚えてもらう為にはわんちゃんが排泄するタイミングや排泄前の行動をメモしておき、わんちゃんの行動パターンを覚えることも近道です!

また、逆に失敗癖がついてしまうこともあるので、失敗をさせないようにしましょう!



ほとんどのわんちゃんは、全く覚えない!ということはないと思います。

よく聞くのは、「ある程度は覚えたんだけどねぇ〜・・・」というご相談です。

そういう時は、失敗する時のわんちゃんの状況・家族の状況を考えてみましょう!


わんちゃんがかまってほしそうにしていたり、お友達が遊びに来て興奮してテンションが上がりトイレの場所がわからなくなってしまったり、

いつもと生活リズムが違っていたり、トイレシートがもう汚れている・・・という事はありませんか?

いつもと違う環境へのストレス、排泄したいのにトイレシートが変えられていない・・・など原因を考えてみましょう!


失敗しそうだな?と思うタイミングで、あらかじめ排泄をさせておく事や、ハウスやケージに入っていてもらうなどの対策ができると思います!


私も愛犬の失敗に困っていて原因を考えた時、かまってほしい時と、

トイレシートを新しいものに変えないと嫌だということが分かりました(^^;)  

チワワなのでまだ使える!!と思いますが仕方なくこまめに変えています・・・


また、ある特定の場所で失敗を繰り返す子は、

わんちゃんはトイレを肉球から伝わる「トイレシートの感触」で覚えています。

失敗をする場所がカーペットやバスマットなど、トイレシートの感触に似ていれば、そこの空間に入れないようしたり

トイレトレーを使って感触を少し変える、トイレにすこし高さをつける・・・など工夫してトイレの場所を覚え直してもらいましょう!

失敗する場所が玄関やフローリングなど、トイレシートと全く似ていない場所の場合は、トイレシートをその場所に用意し、まずはトイレシートの感触を覚えてもらうことから始めましょう!

 

そこから徐々に本当のトイレの場所へ切り替えてもらいます!

     

     

最後にトイレトレーニングは、一生やり続けましょう!トイレを覚えたからといって褒めるのをやめたり、ご褒美をやめたりしてしまうと、すぐに忘れてしまいます。

どんなに高齢犬になってもわんちゃんは、飼い主さんに褒めてもらいたいものだと思います。トイレシートでトイレをするを当たり前と思わず、時には褒めてあげてください。

    

まずは第一弾として「トイレトレーニング」について詳しく書いてみました!


子犬に限らず新しいわんちゃんを家族として迎え入れたときは本当にハッピーな気持ちになりますよね!

1番最初に行うトレーニングでわんちゃんとの信頼関係をお互いストレスなく作れますように!



トイレトレーニングに関わらず、何か気になる事やご相談があればいつでもご連絡していただければと思います!



Shota Yokoyama